妊娠の安定期での高温期とは

妊娠と基礎体温の関係

妊娠初期と安定期以降の基礎体温

妊娠と基礎体温の変化には密接な関わりがあります。基礎体温とは、起きた直後、安静な状態での体温のことをいいます。妊娠前の基礎体温は、低温で続く低温期と、高温で続く高温期とに分かれています。健康な成人女性の場合、月経開始日から約2週間は低体温、排卵日に一度がくんと下がり、その後から次の月経日までは高温期となります。妊娠すると、生理予定日が来ても低温期に切り替わることなく高温期が続きます。妊娠初期は。子宮内の状態を整え胎盤を形成するために、黄体ホルモン・プロゲステロンの分泌が盛んになります。この黄体ホルモンには基礎体温を上昇させる作用があるため、高温期が続きます。初期に基礎体温が下がった場合は流産の可能性が考えられるため注意が必要です。12週目~15週目ごろにはいって、胎盤が形成され始めると、これまで卵巣から分泌されていたプロゲステロンが胎盤から分泌されるようになります。胎盤由来のプロゲステロンは体温をあげる作用を持たないとされており、基礎体温も下がりはじめます。16週目に入ると胎盤が完成され、安定期に入ります。安定期以降、基礎体温は下がり、そのまま妊娠後期も低体温期となります。安定期に入れば、あまり基礎体温を気にする必要はありません。

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